IX-Nikkor 30-60mm f4-5.6 改造

2020年8月19日

IX-Nikkor 30-60mm f4-5.6 の改造記事となります。
需要があるか不明ですが(汗)
DSC_0563.jpg
機能を生かしたままの改造記事はstraysheep氏のこことかここ位しか見つけてないです。
彼の方法は後玉に基盤を固定していたのですが、今回は別の改造としました。
DSC_0567.jpg
ぱかっと開けた中身はこんな感じです。
先ずはミラー側の飛び出し部分を削ります。
DSC_0568.jpg
赤いラインにそってノコギリで切り落としたら、ペーパーをかけてバリをなくし(面取り)綺麗にしたらOKです。
次の工程の前に基盤を鉄板の部品から剥がずという作業をしています。
接着剤はZIPPOのオイルを掛けると緩むので、すこしづつ剥がしました。
絶対にレンズ内部にオイルを垂らさないように作業しましょう。
DSC_0570.jpg
シムというかスペーサー?とぷらケースの厚みが同じだったので、差し替えて内部の区画を分け、そこに基盤を収めるという方向で進める事にしました。
DSC_0571.jpg
良い感じに蓋のようになりました。この上で完結すれば完成という事になります。
DSC_0573.jpg
ただし!!
画像のように、33mm位より広角側の位置で干渉してしまいます。
なので、広角に制限を付けます。
DSC_0575.jpg
ズームのメモリが付いたパーツが抜けますのでそっと外し
幅6mmの部品を両面テープでとめました。(赤印)
これでピタッと止まります。
DSC_0572.jpg
稼動する後玉に干渉しないように、元々の後玉ガードからパーツを切り出して両面テープで付けます。
DSC_0576.jpg
普通に入れたら、相当はみ出していたので
斜めになるように入れたら高さが下がりちょうど良くなるのでは?
とセロハンテープで仮固定してみました。
結果は・・・・
絞りが動きませんでした(汗)
IX-Nikkor 24-70mmもそうですが、マウントの裏側に絞りの部品のマウント的なリングが付いており、その部品に基盤が干渉してました。
内部にスペースがほとんど無く手詰まりのような状況でした。
そんなある日、ミラーは稼動範囲を厳密に測れば、はみ出していても許容できるスペースがあるのでは?
という考えになりました。
DSC_0620.jpg
位置や仕舞い方、角度などフレキシブル基盤をくねくねしながら考慮した結果
捻りながら、本来の配置スペースと反対側に封入するという形となりました。
捻りながら反対側に入れた事により、
基板上のパーツ配置の都合でチップの基盤のみ出っ張る配置が可能となる。
絞りレバー(機構)の干渉が抑えられる。
上記のような特典があります。
また、凄くスマートに配置されているように見えますが、ここまで整えないと届かないという苦肉の策でもあります。
DSC_0621.jpg
一部基盤が飛び出していますが、ミラーが干渉するラインはほぼ赤で書いた軌道となりますので干渉しません。
とりあえず、干渉せずに撮影可能なレベルまで改造できました。
性能は
AF NIKKOR 34-60mm F4.2-5.6 G
となりました。
いつもながらですが、フルサイズのカメラは持っていませんので、フルサイズ対応は不明です。
(ブログ等では問題無いという記事は多いようですが・・・)