非AiをAi化 改造(NIKKOR-H Auto 50mm F2)

2020年8月19日

NikonのD50に取り付けようとすると「最小絞り設定警告用ガイド」にぶつかって物理的に壊れる可能性があった。
とりあえず壊れてはいけないので干渉部分を削った(ちゃんとした量を)
今は「最小絞り設定警告用ガイド」への干渉さえ排除できればAi化も必要ないと思ったのですが
折角なのでAi化も調べ NIKKOR-H Auto 50mm F2 をAi化したいと思い改造しました。
その記録です。
DSC_0461.jpg
親父から貰ったF4とF801には通称「カニ爪」と呼ばれるF値を伝える切り欠きを受ける軸はありません。
このカニ爪の中でも穴の無いカニ爪は「非Ai方式」と呼ばれる物らしい。
「非Ai方式」のレンズはAi化と呼ばれる公式改造を受けることにより「改造Aiニッコール」と呼ばれる物になる。
改造AiとAiは異なる部分もあり、本体によっては違いがあるらしいが、今時のカメラなら同じ扱いでOKそうである。
ちなみに分類の一覧がF4の説明書にあったので覚書としてUPしておく
DSC_0459.jpg
DSC_0460.jpg
さて、非Aiのスカートと呼ばれる部分を上の「露出計連動ガイド」と同じ位置で削ればカメラからは「Ai方式」のレンズとして認識するはずである。(それに対応したカメラはですが)
DSC_0454.png
D50には上の写真の「最小絞り設定警告用ガイド」という物がある。
どうも、CPU+手動絞り可能なレンズの時、最小絞りにし忘れていないかチェックする物らしい。
Gタイプレンズでは固定なのだが、手動で絞りを触れる場合適切な処理が必要そうである。
この2つを適切な切り込みを作ると改造Aiとして現在でも利用可能(なカメラもある)のようだ
逆にこれを行わないと、無駄な干渉が起こったりし、カメラを壊す可能性もある。
「露出計連動ガイド」の切り欠き位置
キンタロウと名乗る方のブログ、すばらしい情報の宝庫です。そこからの情報(ここ
AiGuidePos_M.jpg
ふむふむ11の手前位ですね。
実物の写真も見たいのでF2のレンズを検索して
ここここから画像を確認
KEN_7479-460.jpg
10161610_5620a2c891ade.jpg
どうやら、カニ爪の横のラインでちょうど良さそうです。
切り欠きの反対側はレンズセット時に干渉しなければ適当でOKのようです。
「最小絞り設定警告用ガイド」の切り欠き位置
カメラにレンズを実際に乗せて、少なめに削っておく。絞った時にちょうどレバーが押されるように調整してゆく。
こちらも切り欠きの反対はレンズセット時に干渉しないようにすればOKですね。
DSC_0457.jpg
DSC_0458.jpg
絞りのリングを外し、カニ爪も外し、印をつけた所までゴリゴリと「100均のダイヤモンドヤスリ」で削ります。
「露出計連動ガイド」は浅め
「最小絞り設定警告用ガイド」は深めに削る必要がありました。
DSC_0462.jpg
DSC_0463.jpg
これでAi対応のカメラであれば、キチンと動くはず!
と言うわけで、(フィルムは入れず)F4とF801にて作動実験
ん~~~F値が出ない?
説明書を読むと
Aと表示されます・・・とな!!
キチンとF2として読み込んでいるのか判りませんでした。
ただ、絞りを回すとキチンとシャッタースピードが調整されていましたので、基本的にちゃんと動いているようです。
(F値はCPUレンズじゃないと出ないみたい)
ちなみにマニュアルフォーカスなのですが、F4とF801ではフォーカスが合ってるかどうかのランプも正常に動いていました。

追記
F値はAiレンズで爪とカメラにある小さなF値の文字がファインダーから見えるようになっているようでした(F801とF4では)。

後に手に入れたD200ではちゃんとしたF値で作動しました。